企業の不正調査・不祥事対応、再発防止策検討・
内部統制やガバナンス構築について、山田&パートナーズでは国内・海外問わずご支援いたします。
会計士、税理士、弁護士、公認不正検査士による専門家チームが全国・海外にて対応いたします。
私たちについて
会計不正、品質偽装、人権侵害などが大きく報道され社会問題となっている昨今において、企業に対する組織管理やコンプライアンス対策への社会的要求が高まっています。
一度不正が起きた企業では、その信用度を回復するために多くの時間と労力を費やします。どのような企業にも不正が生じる可能性があるからこそ、被害が広がる前にその兆候に気付き、対処することが重要です。
山田&パートナーズのリスクコンサルティングチームでは、国内及び海外における企業の不正やガバナンスの対応について、ワンストップでご支援いたします。

山田&パートナーズ
の強み
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各種専門家チームによる
ワンストップサービス会計士、税理士、弁護士、公認不正検査士による専門家チームが有事の際の調査対応から、財務・税務への影響、法的対応、平時の不正防止策検討までワンストップで対応いたします。
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全国・海外対応 山田&パートナーズは国内20拠点、海外6か国8拠点の事務所を有しており、全国及び海外でのリスクコンサルティングに関するご要望に対応いたします。
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総合型ファームとしての
シームレスな対応M&A後のPMIの一環としての内部統制構築や、事業承継前の経営管理体制の強化など、お客様の幅広い課題やご検討に対して、山田&パートナーズではシームレスに対応・ご支援を行っております。
サービスについて
会計士、税理士、弁護士、公認不正検査士による専門家チームが、全国・海外にて有事の調査対応から平時の対応まで一貫して対応いたします。
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内部管理体制構築支援
- ご支援例
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- 業務分掌・職務分掌見直し支援
- 業務フロー見直し支援(業務改善含む)
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内部監査・モニタリング支援
- ご支援例
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- 内部監査導入支援
- 内部監査・実態調査の代行・共同実施(コソース)
- 海外CFO業務 等
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内部通報制度の導入支援
- ご支援例
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- 内部通報制度の導入支援
- 外部内部通報窓口の受託
- 内部通報後の調査対応 等
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不正調査
- ご支援例
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- 初動調査(不正兆候の評価、事実概要の把握、資料保全等)
- 実態調査(情報収集・分析、仮説検証、関係者へのインタビュー等)
- 是正処置の立案・策定
- 是正措置の実施(緊急対応策、再発防止策、モニタリング機能導入)
- デジタルフォレンジック対応(PC保全、メールレビュー)
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再発防止策検討
- ご支援例
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- 真因分析及び再発防止の策定
- 再発防止策の導入・浸透支援
- 改善状況のモニタリング支援 等
ご支援事例
- 不正調査
- 内部管理体制構築
不正発覚後における、一般的な実施事項の例を紹介いたします。
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STEP 1
初動調査
不正の兆候を把握した際の初期的な調査を初動調査といい、この段階においては証拠保全及び、その後の対応の検討を行える程度の実態把握を行うことを目的とします。
この初動調査において、証拠の保全ができていない、実態把握が不十分である場合には、証拠の隠蔽等により不正調査の困難性が増す結果となる可能性があるため、慎重に対応する必要があります。- 実施事項の例
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- 通報内容、不正兆候の評価
- 初動調査の実施、事実概要の把握、証拠資料等の収集・保全
- 外部公表の要否の検討、実態調査実施の検討
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STEP 2
実態調査
不正の影響により過年度の財務諸表の修正が必要となる場合には、調査の実施から再度の会計監査、修正後財務諸表の適時開示までのスケジュールが非常にタイトとなります。
実態調査の初期段階において適時開示までのスケジュールに応じた調査計画の策定が必須です。- 実施事項の例
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- 調査チームの選定・立ち上げ、調査計画策定
- 調査の実施(情報収集・分析、仮説検証、関係者へのインタビュー等)
- 調査報告書の作成
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STEP 3
是正処置の策定
- 実施事項の例
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- 根本的原因の分析
- 是正措置の立案(規定類・内部管理体制の見直し、関与者の処分等)
- 調査委員会報告用の報告書作成
- 外部公表対応の検討
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STEP 4
外部への対応及び公表
- 実施事項の例
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- 公表用報告書の作成
- 公表対応(東証、SESC等、株主、金融機関、税務署、取引先 他)
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STEP 5
是正措置の実施
- 実施事項の例
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- 緊急対応措置の実施
- 再発防止案の検討・実施
- 不正リスクマネジメント戦略の導入
- 再発防止案の運用及びモニタリング
内部管理体制構築における、一般的な実施事項の例を紹介いたします。
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STEP 1
現状分析
業務プロセス、規程・ルールの調査、可視化・分析によるリスク・課題の洗い出しを行います。
- 実施項目
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- 現状把握、不正兆候の確認
- 全体像、状況の把握
- 統制スコープの検討、確定
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業務プロセスについての調査
- 職務分掌(権限・役割)の把握
- 主要経営活動の業務プロセスの可視化各プロセスにおけるウォークスルーテスト等による不正兆候の確認
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規程・ルールについての分析
- 会計処理についての簡易調査
- 原価計算、見積り
- 受発注
- 債権・債務 etc.
- 主要科目におけるサンプルチェックによる不正兆候の確認
- 上記事項によるリスク・課題の洗い出し
- リスクの抽出
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STEP 2
改善施策の実行、制度導入支援
改善施策案の策定、立案した施策の具体化、規程・ルールへの落し込み、統制プロセス、業務フロー導入支援を行います。
- 実施項目
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改善施策案の策定
- 適切な業務プロセス案の作成
- 適切な会計処理の把握・提示
- アクションプランへの落とし込み
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仕組み・ルール・規程の変更
- グループ統一の規程若しくは既存の規定をベースに、新たなフロー・ルールにおける規程の変更・作成
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会計処理プロセスの見直し
- 原価計算の仕組み
- 受発注管理の仕組み
- 債権・債務管理の仕組み etc.
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実施体制構築
- 新ガバナンス体制構築
- 従業員への説明
- 日本と現地のコミュニケーションラインの構築
- 内部通報制度の導入
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改善施策案の策定
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STEP 3
モニタリング・定着化ご支援
STEP1で実行した施策が定着するように、定期的なチェックと不具合への対応を実施します。
- 実施項目
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モニタリング・不具合対応・定着化支援
- Phase2で実行した施策が不具合なく続いているかどうか、定期的に確認
- もし不具合が発生している場合、仕組み・体制の見直しなど、発生した不具合への対応
- 不具合対応で都度対応し、定着化を達成する
- 内部監査(定期的なチェック)の実施
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モニタリング・不具合対応・定着化支援
不正調査の手続き
不正調査を行う目的は、①ステークホルダーへの説明責任、②再発防止の実施に大別されます。調査手続きを実施する目的を理解して実施しなければ、調査の方向性を見誤ることもあります。
調査手続きをスムーズに実施していくためには、事前に適切な調査計画を立てることが肝心です。
